レアアースの安定的採掘が重要

新世代自動車はレアアースを大量に使用する

新世代自動車の開発・製作には、「レアメタル」と呼ばれる原材料が必要となります。レアメタルは埋蔵量が少ないため「レア」と呼ばれており、生産国が偏っているという特徴があります。そのため、調達するのにさまざまなリスクがあります。

 

レアメタルの中では、バッテリーに使用するリチウムはもちろん、永久磁石同期モーターに必要なネオジムやジスプロシウムなどが新世代自動車の原材料として必要なものになります。

 

ネオジムやジスプロシウムは「レアアース」と呼ばれ、さまざまな素材に添加物として少量使われます。そうすることで特殊な変化を起こすことから、「スパイス」と呼ばれることもあります。

 

そして、電気自動車においては「ネオジム」が非常に重要です。磁石の吸着力を強めるために必須であり、駆動用モーターの必需品となります。

 

リチウム枯渇の心配はない?

 

自動車用のバッテリーの重さは数百キロにも及びます。今後電気自動車の需要が増すとリチウムの需要も大幅に伸びることが予想されますが、リチウムの埋蔵量は足りるのでしょうか。

 

実は、この点に関しては問題がないと考えられて居ます。地球上のリチウム可採埋蔵量は1000万トン程度あると考えられており、数百年はもつそうです。

 

ただし、採掘する国によってはナショナリズムや独占維持のために採掘禁止にする例もあります。いくら埋蔵量があっても採掘できなければ仕方がないので、安定して採掘できる場所を見つけることが急務となっています。