中国のレアアース生産と政治利用

現在、リチウムなどのレアアース生産で存在感があるのが中国となります。もともとレアアースの埋蔵量が多いことはわかっていましたが、1990年代は採掘産業は発達していませんでした。そこに目を付けたケ小平氏が、採掘量増加の大号令を発しました。

 

その結果、それから10年ほどで中国はレアアースのシェア95%を占める一大生産拠点と化しました。

 

ところが、近年はレアアース資源を外交的に利用するようになりました。輸出許可量の制限や関税引き上げなどの供給引締め政策を行い、レアアースの取引価格高騰を招いたのです。

 

日本は世界最大のレアアース消費国です。、中国によるレアアース引き締め政策に対し、なんらかの手を打たなければなりません。大手商社はベトナムやカザフスタンに権益獲得を目指すようになり、モーターメーカーもレアアースに依存しないモーターの開発を進行させています。